MetaTrader 5用のロット計算ツール
MT5用の無料ロット計算ツール。リスク、pipsまたはポイントの損切り幅、契約サイズからロット数を計算し、数量ステップで切り捨て。FXとゴールドに対応。
ロット数は、リスク額を、損切りにかかったときの1ロットあたりの損失で割ったものです。1ロットの損失は、損切り幅に契約サイズを掛けて口座通貨に換算した額です。上の計算ツールは結果をブローカーの数量ステップで切り捨て、丸めた後に実際に負うリスクを表示します。
ロット計算ツールの仕組み
ポイント = 10^−桁数
pip = 価格が5桁・3桁ならポイントの10倍、それ以外は1ポイント
1ロットの損失 = 損切り幅 × 契約サイズ ÷ 為替レート
ロット数 = リスク ÷ 1ロットの損失、数量ステップの整数倍に切り捨て3行目は、MetaTrader 5自身の損益の式です。MQL5リファレンスでは、FXとCFDの損益を(close_price − open_price) × Contract_Size × Lotsとし、銘柄の損益通貨で計算しています。
為替レートは、その通貨を口座通貨に換算するためのものです。「口座通貨1 = 損益通貨いくら」の形で入力します。ドル口座でUSDJPYを取引するなら、USDJPYの価格(例:150)です。ユーロ口座でEURUSDなら、EURUSDの価格(例:1.0850)です。2つの通貨が同じならレートは1で、入力欄は無効になります。リアルタイムのレートは取得しないので、現在のレートを入力してください。
計算例
どの行も、口座10,000の1%をリスクとし、数量ステップは0.01ロットです。
| 銘柄と口座 | 損切り幅 | 1ロットの損失 | ロット数 | 丸めた後のリスク |
|---|---|---|---|---|
| EURUSD、USD口座 | 30 pips | 300.00ドル | 0.33 | 99.00ドル |
| USDJPY、USD口座、レート150 | 40 pips | 266.67ドル | 0.37 | 98.67ドル |
| XAUUSD、USD口座 | 750ポイント(7.50ドル) | 750.00ドル | 0.13 | 97.50ドル |
| EURUSD、EUR口座、レート1.0850 | 30 pips | 276.50ユーロ | 0.36 | 99.54ユーロ |
1行目を順に見ていきます。
- EURUSDの1 pipは0.0001なので、30 pipsは価格で0.0030です。
- 10万ユーロの1ロットは、損切りで0.0030 × 100,000 = 300ドルを失います。1ロットの1 pipは10ドルです。
- ロット数:100 ÷ 300 = 0.3333。ステップで切り捨てて0.33ロットです。
- 丸めた後のリスク:0.33 × 300 = 99ドルで、口座の0.99%です。
USDJPYの1 pipは0.01なので、損切り幅40 pipsでの1ロットの損失は0.40 × 100,000 = 40,000円です。1ドル150円なら266.67ドルで、100 ÷ 266.67 = 0.375、切り捨てて0.37ロットです。
ブローカーの仕様で数値を確認する
プリセットは一般的な値で、あなたのブローカーの値ではありません。MetaTrader 5では、「気配値表示」の銘柄のメニューから「仕様」ウィンドウを開けます。そこには契約サイズ、少数桁(小数点以下の桁数)、ティックサイズとティックバリュー、最小取引数量、数量ステップ、損益通貨が載っています。
最も差が大きいのはゴールドです。プリセットは1ロット100オンス、小数点以下2桁なので、1ポイント(0.01ドル)は1ロットで1ドルです。ブローカーによっては、ゴールドを10オンスや1オンスの契約で提供しています。ゴールドや株価指数では「pip」の意味が一つに決まらないため、損切り幅はポイントで入力してください。
ロット数に含まれないもの
- 手数料、スプレッド、スワップ。 多くの口座ではロットごとに手数料がかかり、エントリー時にはスプレッドを支払います。ポジションを翌日に持ち越すとスワップがかかります。どれも計算結果には含まれません。
- スリッページ。 成行で約定する損切りは、損切り価格より不利な価格で約定することがあります。1トレードあたりのリスクのガイドでは、損失が計画したリスクの1.81倍になった実際のトレードを紹介しています。
- 証拠金。 証拠金でリスクは変わりません。MetaTrader 5のヘルプでは、FXの証拠金をロット数、契約サイズ、レバレッジから計算しています。EURUSDの0.33ロットなら、1:100で330ユーロ、1:500で66ユーロが拘束されます。
- 最小取引数量。 結果が数量ステップ1つ分に満たない場合、このリスクではトレードを建てられず、計算ツールがそのことを表示します。「仕様」には最小取引数量も載っていて、ステップより大きい場合があります。ロット数がそれに届いているか確認してください。
Binance、Bybit、OKXの仮想通貨先物には、ポジションサイズ計算ツールを使ってください。リスクリワード計算ツールでは、損切りと目標に必要な勝率がわかります。MetaTrader 5の口座を日誌に接続する方法は、MT5のページをご覧ください。無料のトレード日誌テンプレートなら、同じ数字を手作業で記録できます。
よくある質問
EURUSDの1ロットで1 pipはいくらですか?
10ドルです(100,000 × 0.0001)。ミニロット(0.1)なら1ドル、マイクロロット(0.01)なら10セントです。
pipsとポイント、MT5はどちらを使いますか?
MetaTrader 5は、最小の値幅であるポイントで計算します。小数点以下5桁・3桁のレートでは、1 pipは10ポイントです。
ロット数を切り捨てるのはなぜですか?
ブローカーはステップの整数倍でしか数量を受け付けません。切り捨てれば、損失はリスク内に収まります。
口座が別の通貨の場合は?
為替レートを「口座通貨1 = 損益通貨いくら」の形で入力します。ユーロ口座でGBPUSDを取引するなら、EURUSDの価格です。
出典
- MetaTrader 5のヘルプ:気配値表示:「仕様」に表示される契約サイズ、少数桁、ティックサイズとティックバリュー、最小取引数量、数量ステップ、損益通貨。
- MQL5リファレンス:シンボルプロパティ:FXとCFDの損益の式(close_price − open_price) × Contract_Size × Lots、SYMBOL_TRADE_CONTRACT_SIZE、SYMBOL_VOLUME_STEP、SYMBOL_CURRENCY_PROFITの項目。
- MetaTrader 5のヘルプ:証拠金計算:リテール外国為替、先物:ロット数 × 契約サイズ ÷ レバレッジ。
- IGの用語集のpipの項目:ほとんどの通貨ペアでは小数点以下4桁目、円を含むペアでは2桁目であること。
- CMC Marketsのロットサイズの解説:標準ロットは10万通貨で、その下にミニロットとマイクロロットがあること。
- MQL5ブログのXAUUSDのサイズに関する記事(2026年):ゴールドの契約はブローカーにより100、10、1オンスであること。
計算ツールでわかるのは計画です。実際のトレードにいくらかかったかは、日誌を見ればわかります。FOQUSは接続した時点から、Binance、Bybit、OKXのUSDT・USDC建て無期限先物と、MetaTrader 5のブローカーでのトレードをすべて自動で記録します(取引所は読み取り専用キーで接続します)。ウィジェット「1トレードのリスク」では、平均的な負けトレードで口座の何%を失っているかがわかります。 FOQUS →