Bybitのトレード日誌

FOQUSは、Bybitの口座のトレード日誌を自動でつけます。USDT・USDC建て無期限先物のポジションはすべて手入力なしで記録され、手数料、資金調達料、損切りの履歴も残ります。接続には、統合取引アカウント(UTA)のRead-Only(読み取り専用)キーを使います。日誌はずっと無料です。

FOQUSがBybitから記録するもの

FOQUSは、USDTで決済されるBybitの無期限先物(BTCUSDTなど)と、USDCで決済される無期限先物(BTCPERPなど)を記録します。ポジションを建てるとすぐに日誌に表示され、損益、損切り、保有時間はリアルタイムで更新されます。

各トレードに残るもの:

  • 約定。 エントリー、追加エントリー、一部決済、決済のそれぞれを、価格、数量、手数料とともに記録します。
  • 損切りと利確。 設定、削除、移動のすべてと、注文が発動したかどうか。
  • 資金調達料。 保有中に受け取った、または支払った精算の一つひとつ。
  • ロスカット。 トレードのタイムラインに独立した操作として表示されます。
  • エントリーの指値注文。 発注から変更、キャンセルまで。
  • エントリー時の口座。 ウォレット残高、有効証拠金、その時点で保有していたほかのポジション。
  • 各操作時点の相場。 直近5分、1時間、1日の値動きと出来高、RSI、資金調達率、未決済建玉、ロング/ショート比率。
  • 板。 エントリー、追加エントリー、一部決済、決済の前後1分ずつ記録します。Bybitの先物の板と、そのコインに現物があれば現物の板も並べて残ります。無料プランでは1日10回です。

秒単位のエントリー時刻、損切りの移動、資金調達料などが1つのトレードでどう見えるかは、トップページのタイムラインでご覧いただけます。トレードでいくら取れた可能性があり、どれだけ利益を吐き出したかは、MAEとMFEのガイドで解説しています。

対応するBybitのサイト

Bybitはいくつかの国向けに別々のサイトを運営しており、それぞれにAPIアドレスがあります。キーは、作成したサイトのアドレスでしか使えません。FOQUSが接続するのは、bybit.com、bybit.tr、bybit.kz、bybitgeorgia.ge、bybit.ae、bybit.idの6つです。選ぶ必要はありません。接続時にFOQUSがアドレスを順に試し、キーを認識した最初のサイトで止まります。

Bybit EU、日本、香港のアカウントは接続できません。Bybitのドキュメントによると、Bybit EUのAPIはブローカー向けのサードパーティアプリ専用です。FOQUSはこうしたキーを見つけられず、「Bybit doesn’t know this key」(Bybitがこのキーを認識していません)と表示します。

FOQUSによるBybitキーの確認:6つの地域別APIアドレスを順に試し、次にRead-Onlyモード、次に統合取引アカウントを確認。拒否ごとに接続画面の文言を表示
上から下へ読むと、チェックの順番です。赤い枠は接続画面の文言です。

もう一つの条件は、統合取引アカウント(UTA)であることです。クラシックアカウントのキーは保存されず、「Bybit rejected the key. Check the API key and secret.」(Bybitがキーを拒否しました。APIキーとシークレットを確認してください)と表示されます。キーとシークレットが確かに正しいのにエラーが繰り返される場合は、アカウントの種類を確認してください。

Bybitで読み取り専用APIキーを作成する方法

キーはBybitのウェブサイトでしか作成できず、アプリでは作成できません。新規アカウントは、登録後48時間はキーを作成できない場合があります。

  1. アカウントのあるBybitのサイトにログインします。右上のプロフィールアイコンをクリックし、APIを選びます。bybit.comではAPI Management(API管理)のページです。
  2. Create New Key(新しいキーの作成)をクリックし、System-generated API Keysを選びます。キーとシークレットはBybitが生成します。
  3. API Key UsageではAPI Transactionのままにします。Connect to Third-Party Applicationsは、Bybitの一覧にあるアプリ向けです。
  4. キーに名前(例:FOQUS)を付けます。API Key PermissionsでRead-Onlyを選びます。
  5. 選べる項目はすべてチェックします(Orders、Positionsなど)。Read-Onlyモードでは、どの項目も閲覧だけです。
  6. No IP restrictionを選びます。FOQUSはアドレスの一覧を公開していないため、IPに紐づけたキーは使えません。
  7. Submit(送信)をクリックし、メールの認証コードとGoogle認証のコードを入力して、Next Step(次のステップ)をクリックします。API KeyとAPI Secretをコピーします。シークレットが表示されるのは一度だけです。
  8. FOQUSのアカウントを作成し、Connect your own account(自分のアカウントを接続)でBybitを選びます。すでにFOQUSを使っているなら、アカウントメニュー → Add account(アカウントを追加)を開きます。キーとシークレットを貼り付け、Connect exchange(取引所を接続)をクリックします。

上記の名称は英語版bybit.comのもので、括弧内は日本語版ヘルプの表記です。ほかの言語や地域別のBybitサイトでは表示が異なる場合があります。BybitのキーをBinanceやOKXのキーと並べて解説した読み取り専用APIキーのガイドもご覧ください。

IP制限のないBybitのAPIキーの有効期間

Bybitは、IPに紐づけていないキーを3か月間、IPに紐づけたキーを無期限に有効にします。アカウントのパスワードを変更すると、古いキーは7日以内に使えなくなります。キーが期限切れになると、FOQUSはアカウントに「The venue refused this key — the account is not updating」(取引所がキーを拒否したため、アカウントは更新されていません)と表示します。

その前に、キーを差し替えずに延長してください。API Management(API管理)を開き、IP Address Addedの列で編集をクリックします。No IP restrictionを選んでSubmit(送信)をクリックし、メールと2段階認証のコードで確認します。キーとシークレットはそのままで、その日から再び90日間有効になります。

すでに期限切れなら、新しいキーを作成してFOQUSに貼り付けます:アカウントメニュー → Edit account(アカウントを編集)。新しいキーは同じBybitアカウントのものでなければなりません。別のアカウントのキーは「This key belongs to a different exchange account」(このキーは別の取引所アカウントのものです)として拒否されます。

BybitのキーをFOQUSに渡しても安全ですか?

  • Read-Onlyかどうかは推測ではなく確認します。 接続時にFOQUSはキーのモードをBybitに問い合わせます。Read-Writeのキーには「The key is not read-only」(キーが読み取り専用ではありません)と表示され、キーは破棄されます。
  • 送るのは読み取りだけです。 FOQUSがBybitに送るのは、約定、注文、ポジション、残高を取得するGETリクエストです。注文、資金移動、出金を行うものはなく、そもそもRead-Onlyのキーにはできません。
  • 保存されるもの: キー、暗号化したシークレット、キーがどのBybitサイトのものか。
  • 利用をやめるとき: FOQUSでアカウントを削除すると、そのトレードも一緒に削除されます。その後、BybitのAPI Management(API管理)でキーを削除してください。

BybitでFOQUSが見ないもの:現物、オプション、満期のある先物、BTCUSDのようなコイン建てのインバース契約。接続前のトレードも含まれません。Bybitの口座履歴にはそれらの板がなく、Bybitの注文履歴がキャンセル済みの注文を返すのは直近24時間分だけだからです。次のエントリーの前には、ポジションサイズ計算ツールで損切りに合わせたサイズを計算できます。スプレッドシートがよければ、無料のトレード日誌テンプレートがあります。ほかの取引所とブローカー:Binance、OKX、MetaTrader 5。

Bybitのトレード日誌:よくある質問

Bybitの過去の履歴は取り込まれますか?

いいえ、意図的にそうしています。過去の履歴はトレードを振り返るには情報が足りません。板がなく、Bybitの注文履歴がキャンセル済みの損切りを返すのは直近24時間分だけです。そのためFOQUSは、接続したその時から各トレードを自ら記録します。損切り、エントリー時の口座と市場のスナップショット、板まで残ります。それ以前に建てたポジションは、後で決済しても含まれません。

FOQUSはBybitの現物に対応していますか?

いいえ。FOQUSが記録するのはUSDT・USDC建ての無期限先物だけで、現物のトレードは日誌に含まれません。ただし板の記録では、先物の板の横にそのコインの現物の板も表示されます。

bybit.trやbybit.kzなど、地域別サイトのアカウントは使えますか?

はい。bybit.com、bybit.tr、bybit.kz、bybitgeorgia.ge、bybit.ae、bybit.idのいずれも使えます。アカウントのあるサイトでキーを作成すれば、どのサイトのキーかはFOQUSが判別します。Bybit EU、日本、香港のアカウントは接続できません。

Bybitのアカウントが更新されなくなったのはなぜですか?

多くの場合、キーの期限切れです。IPに紐づけていないキーをBybitが有効にするのは3か月間です。パスワードを変更すると、古いキーは7日以内に使えなくなります。キーを延長するか、同じアカウントの新しいキーをEdit accountに貼り付けてください。

複数のアカウントやサブアカウントを接続できますか?

はい。アカウントやサブアカウントごとに専用のRead-Onlyキーが必要で、追加できる数に上限はありません。サブアカウントも統合取引アカウント(UTA)である必要があります。同じBybitアカウントは、どのキーを使っても2回目の追加はできません。

出典

ほかの取引所・ブローカー向けのトレード日誌